「旅ワン.COM - 「犬を飼っているから旅行に行けない!」と諦めていませんか?
ドッグトレーナーの「ももこ先生」とナビゲータわんこの「旅ワン」が、大切な愛犬と一緒に楽しめるスポットや、愛犬との旅行を楽しむヒントを紹介するブログだよ★
皇居外苑とは
皇居前広場と北の丸公園、そして、皇居の周りの内濠に沿った緑地を含む公園のことを『皇居外苑』と呼びます。 下記地図の薄緑色の部分です。黒松が点在する大芝生広場や江戸城の濠、城門などの歴史的建造物が楽しめます。入場無料で開苑・閉苑はありません。もちろん、愛犬と一緒にお散歩してまわることができます。最近はランナーの聖地としても有名です。ランナーの皆さんと同じ反時計回りでお散歩するとストレスが少なくおすすめです。(皇居東御苑は犬NG)
皇居外苑の気温と降水量
都内有数の緑地である皇居外苑の夏は周囲の高層ビル街に比べると涼しいです。 ただし、日光を遮るビルがないため、外苑を散歩する際はずっと直射日光を浴び続けることになるので注意ください。桜の木が多いので、一番のおすすめの季節は3月です。足場がコンクリートのため夏はおすすめしません。
東京 平均的な天気 | ||
---|---|---|
月 | 平均気温(℃) | 降雨量(mm) |
1 | 7.1° | 135 |
2 | 8.3° | 15 |
3 | 10.7° | 131 |
4 | 12.8° | 296.5 |
5 | 19.5° | 118 |
6 | 23.2° | 212.5 |
7 | 24.3° | 270.5 |
8 | 29.1° | 61.5 |
9 | 24.2° | 117.5 |
10 | 17.5° | 205 |
11 | 14.0° | 14.5 |
12 | 7.7° | 13 |
参照:気象庁2020年データ
皇居外苑の準備
皇居一周をわんこのペースで歩くと、2〜3時間かかることを想定しておきましょう。一度歩き出すと、途中で戻るというわけにもいかないので、しっかり準備を整えてから出かけてくださいね。
水分補給&トイレマナー
直射日光が続くので、こまめに水分補給ができるように、水の携帯を忘れずに。途中で自販機で購入することもできます。また、いつも以上にトイレマナーも守りたいですね。
☆お水を携帯するならハンディシャワーが便利☆
直射日光を防ぐUV対策
皇居外苑は周囲に高い建物がないため、直射日光が続きます。皮膚が弱いわんこはUVカットの犬服を着せたり、飼い主さんもUV対策を忘れすに出かけましょう。
☆ももこ先生も愛用中♪100%遮光のロサブランの帽子☆
老犬にはペットカート
皇居一周はなかなか距離があります、足が弱いわんこや老犬の場合はペットカート等を一緒に持っていき、疲れた時に乗せて休ませてあげられるようにしましょう。
☆小型犬なら折りたためるコンパクトタイプが便利☆
★持っていくと便利なものリストも見てね★
出発地点はどこにする?
皇居外苑は環状なので、どこからでもスタートできます。トイレの場所、わんこと一緒に休める場所を考えて、出発地点を決めることをおすすめします。犬OKカフェレストラン(オレンジ色のピン)と公衆トイレ(黄色のピン)の場所を地図にまとめたので参考にしてください。ランナーのルールと同じ反時計回りがおすすめ★
皇居外苑をわんことお散歩しよう
馬場先門〜二重橋〜桔梗門
日比谷公園や有楽町駅からすぐ。馬場先門からお散歩をスタートしました。
元は江戸城だった皇居のお濠を渡って中へ。奥の高いビルはミッドタウン日比谷です。
皇居へ進むとペットカートの天敵「砂利道」に...。でも、よく見ると
「砂利の部分」と砂利が固められた「道の部分」があってちゃんとバリアフリーになっています♪助かります!景観を守りながら、みんなが訪れやすい工夫がされているんですね。
有名な「二重橋」の前で記念撮影♪
千代田区観光協会によると、皇居正門前にある2つの橋のうち、広場からみて奥にある鉄橋が二重橋だという。手前の石橋は二重橋ではない。ではなぜこの鉄橋を二重橋と呼ぶのだろうか。
二重橋はもともと、江戸時代に架けられた。橋の位置が高かったので、下に土台となる丸太を組み、その上に橋を重ねた。その姿が二重に橋が架かったように見えたことから、二重橋の呼び名がついたという。1888年(明治21年)に鉄橋となり、1964年(昭和39年)に現在の姿となった。
ちなみに、二重橋の正式名称は「正門鉄橋」。手前の石橋は「正門石橋」だという。
丸の内の高層ビルバックに松の木が優雅に佇みます。こんな景色が楽しめるのは、皇居外苑ならではですね。
松の木を楽しみながら歩いていくと、桔梗門が見えてきます。
さらにお堀に沿って進むと「桜田巽櫓(さくらだたつみやぐら)」も登場。
皇居の周りは当たり前ですが、警備が厳重です。
この交番を過ぎれば、次は大手門です〜♪
大手門〜平川門
江戸城の正門だった大手門は、今では皇居東御苑のメインゲートです。
さすが立派な門です。今日は皇居東御苑は休園でした(犬の入園NG)
しばらくすると竹橋駅が見えてきます。 結構歩いたつもりですが、まだ半分もきていません〜。
竹橋駅のすぐそばには皇統を護った忠臣として知られる「和気清麻呂の像」があります。
平川門〜北桔梗門
竹橋駅からすぐにある、こちらは平川門です。毎日新聞社ビルの目の前です。
こんな立派な橋の先には何があるのだろう♪
ずっと直射日光が続いているので大きな木が気持ちいいです。
川辺には鴨達が日光浴をしていました。平和だなぁ。
竹橋です。大きな交差点を渡っていきます。
北の丸公園
旧近衛連隊の跡地を森林公園として整備した「北の丸公園」に到着☆
空が広い!そして、あれ、人がいないw
園内には科学技術館(↓写真)や国立公文書館、工芸館、さらに、
大きな玉ねぎが乗っかった「武道館」もあります。この日はライブ開催で多くの人が並んでいました。
広い公園なので豊かな緑の中、ゆったりお散歩もできます。
シニア犬レモンが疲れてきたようなので、ここからペットカートに乗せてあげました。
僕も乗せて...と見上げるチョコ太ですが、君はまだまだ若いしがんばって歩こうかw
千鳥ヶ淵など皇居のお濠の水は園内にも。水辺はピクニック家族で溢れていました。
乾門〜半蔵門
さて、公園を出て再び先へ。
乾門(いぬいもん)は乾(いぬい=戌亥/北西)の方向にある門の一つです。「皇居乾通り一般公開」の出入り口として使用されます。
皇居外苑はとにかくランナーが多いです。この辺りは道も狭いのでぶつからないよう気をつけましょう。
こんな看板もあるくらい笑。
道の反対側に見えてくる赤煉瓦造りの建物は「旧近衛師団司令部庁舎」です。
疲れるどころかどんどん気分が上がってきたチョコ太(*´∀`)
左手には「半蔵濠」が見えてきます。反対側には千鳥ヶ淵があるのですがこの道からは見えませんでした。
半蔵濠に沿って「千鳥ヶ淵公園」があります。桜の季節が楽しみな場所ですね。
東京は思えないくらい、爽快な景色が続きます♪
半蔵門〜桜田門
皇居の8つの外郭門のうち最も高台にある「半蔵門」です。徳川家に仕えていた服部半蔵がこの門を警固していたことが由来だとか。
近くに梅が咲いていました!素敵な景色(≧▽≦)♪
内堀通り沿いをずっと歩いて行きます。
こんなところの植物まで綺麗にトリミングされています。さすが皇居w
気持ちのいい春日和の中、ルンルン気分で歩くチョコ太です。
桜田門の目の前にあるのが警視庁です。アンテナが超独特。警視庁は隠語で「桜田門」と呼ばれることもあります。
国の重要文化財に指定されている「桜田門」に到着しました♪1860年には水戸藩浪士らによる大老井伊直弼の暗殺事件(桜田門外の変)が起きたり、1932年には昭和天皇の暗殺事件が起きたりした有名な門です。
外側の高麗門(こうらいもん)と、
内側の渡櫓門(わたりやぐらもん)の二重構造になっています。
2つの門を通ると、広い歩道に出ます。ベンチや公衆トイレなどもあるのでここで一休みしました。
さらに進むと、左手に皇居外苑のシンボル「楠木正成像」が見えてきます。もうすぐ終点です!
「楠公レストハウス」は犬NGなので一緒には入れませんが、レストランでは伝統和食をテーマにした一汁三菜等、お土産屋さんでは皇室にゆかりの深いお酒や和菓子が楽しめます。
(参照:一般財団法人国民公園協会)
(参照:一般財団法人国民公園協会)
「楠木正成像」の横にある「楠木茶房」が開いているなら、野点風のベンチで愛犬と一緒にアイスを楽しむことも!
(参照:一般財団法人国民公園協会)
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