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ドッグトレーナー「ももこ先生」監修

吠え癖がある愛犬と旅行したい!飼い主さん必見☆吠えを理解・予防・グッズ活用

 

我が家のわんこは吠えるから旅行にいけない‥そんな飼い主さんに読んでもらいたい!まだ、諦めなくてもいいかもよ?

 

一度ついた吠え癖ってなかなかとれない...。うまく付き合っていく方法を紹介するワン!

 

吠え癖はトレーニングでなおすことができます。でも、トレーニングですぐに全く吠えなくなることは、残念ながら期待できません。そこで、この記事では、吠え癖がある愛犬とストレス少なく旅行へ出かけるヒントをご紹介します〜!

 

 

step1.愛犬が吠える対象・タイミングを理解する

飼い主さんが困る犬の吠えは大きく3種類、警戒吠え、要求吠え、興奮吠えです。ワンちゃんの吠えはどれに当てはまりますか?

 

警戒吠え

その名の通りなにかを怪しい!と思って吠える行動です。吠える対象は、他犬、他人、物音、バイク、玄関チャイム等が考えられます。

 

吠えで困っているわんこの多くがコレだと思います。

 

要求吠え

主に飼い主さん等人に向かって、なにかをしてほしい時に吠えます。「吠えると〇〇してくれる」と理解しているわんこがする行動です。

例えば、吠えると「飼い主んさんが注目してくれる」「クレートやサークルから出してもらえる」「食べ物を分けてもらえる」等。愛犬が吠えると「どうしたの?」と構う飼い主さんは要注意。吠えたら、飼い主さんがかまってくれると学習してますます吠えるわんこになっていきます。

 

旅行では移動時のクレートの中や食事中などで困る吠えですね。

 

興奮吠え

興奮吠えは、気持ちが昂ったわんこがする行動です。吠えるだけでなく暴れる場合も多々あります。飼い主さんが帰宅した時や遊びにヒートアップした時、他のわんこと遊びたくてうずうずしている時などに吠えやすいです。

 

小型犬なら飼い主さんが制御できますが、体格の大きいわんこは危険なので、日頃からのトレーニングが必要です。

 

 

step2. 目的地を工夫する

警戒吠えする子や興奮吠えする子は、吠える対象・状況をできるだけ避けられる宿泊先を選びましょう。

 

他犬に吠える場合

●犬okの部屋数が少ない宿泊先

●一棟借りできるコテージ・一軒家

 

他犬に遭遇する確率が比較的少ない場所を第一候補に検討してください。もちろん、吠えてもまわりに気を使う必要のないドッグリゾート系もアリですが、そもそも吠えにくい環境の方が愛犬も落ち着いて過ごすことができます。

 

他人に吠える場合

●コテージ・一軒家貸切・キャンプ

●部屋数の少ない高級宿や隠れ家的宿

●スタッフが犬の対応に慣れているドッグリゾート

 

人がいない場所ってなかなか難しいですね^^;。人馴れするためにあえて犬の対応に慣れているスタッフがいるドッグリゾートもおすすめです。

 

特定の物に吠える場合

車やバイクなど、特定のモノに吠えるわんこは、その物がない場所を選んでください。 

 

吠えさせるほど、吠えることがどんどん得意に!吠える対象はとにかく避けて予防ワン

 

step3.吠え止めグッズを活用する

首輪タイプ

 

ビビりなわんこにおすすめなのが無駄吠え防止首輪です。見た目も悪くないので、まずはこちらから試してみてね。

 

吠えると音やバイブで注意する首輪です。愛犬が吠える→音バイブ→怖い!いやだ!と学習させて、吠えるのを止める仕組みです。心理行動学的に「罰」で行動をやめさせる方法になります。中には電気ショックを与える首輪もありますが、愛犬の体が傷つく可能性があるので使わないでください。なお、音やバイブなんかへっちゃら!というわんこには効果がありません。

 

 

嫌な香りで注意する首輪もありますが(昔よく使われていた)いかんせん値段が高い^^;

 

超音波タイプ

犬にしか聞こえない超音波の嫌な音を遠隔操作する器具です。愛犬が吠える→飼い主さんが超音波をONにする→耳障りな音がいやだ!と学習させて、吠えるのをやめさせる仕組みです。ただ、まわりに他の犬がいない状況であることが前提なので、旅先では使用する場所を選びます。多頭飼いの場合も使いにくいのが難点。
 

 

口輪タイプ

物理的に吠えさせない方法です。口は少し開くので小さく吠えることができます。食事時には使いづらいですが、どんな性格のわんこにも効き目を発揮します。

 

注意してね

首輪も口輪もつけっぱなしにせず、必要な時にだけ装着してください装着するのを嫌がるわんこは、装着時によく褒めて、おやつなどのご褒美を必ずあげましょう(口輪には装着時に中におやつを入れておくと装着しやすくなります)慣れてくると人がメガネを装着するような自然な感覚になります。

 

※突発的に攻撃的に吠えたり、噛み付いたりするわんこの中には、脳に疾患がある場合もあるので、手に余るほどの吠えはお近くのトレーナーさん・獣医さんに相談の上、行動学診療科のある大学病院(東大など)に相談してみるのも選択肢の一つです。

 

飼い主さんとわんこで色々と試してみてくださいね。この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです!

 

犬の吠えとつき合いながら、上手に旅行へ行くワン!

 

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