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ドッグトレーナー「ももこ先生」監修

【愛犬旅行】Q. 飼い主の姿が見えなくなるとワンコが吠えます。どうしたらいいですか?対策&解決方法!

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ドッグトレーナーのももこ先生です。今日は読者の方から質問をいただいたのでお答えしたいと思います〜。

ブログを始めて、はじめての質問だワン♪♪読んでくれてありがとうワン!

 

ももこ先生へ質問

 

id:kuutononさんから以下のご質問をいただきました。

 

 うちの子は飼い主の姿が見えなくなると吠えます。泣き叫びます。どうしたらいいのでしょうか

 

例えば、カフェで飼い主さんが犬を置いてお水を取りに離れたり、お手洗いに行くときに他の人にリードを託して離れたりetc、特に旅先では犬から離れる場面ってどうしてもでてきますよね。

 

そんな時に「ママ(or パパ)、離れないで!」とわんちゃんが鳴き叫ぶと、周りにも迷惑になってしまうし、飼い主さんも離れられない…。困りますね...。

 

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まず原因を考える

 

なぜ、わんちゃんは飼い主さんが離れると吠えるようになったのか?

その原因をこのように考えます。

 

吠える

=犬にとって何か「いいこと♡がおきた(嫌なことがなくなった)」

 

この「いいことってワンコにとって何だろう?と想像してみましょう

 

例えば、

 

飼い主さんが「大丈夫!すぐ戻るよ!」と声をかけてくれる!

飼い主さんが振り向いて見てくれる!

飼い主さんが戻ってきてくれる! 

 

などなど..

 

行動を繰り返すなら、わんちゃんに必ず何か嬉しいことが起きているはずなんです

 

そして、いいことが起きたから「よし、またやろう!また吠えよう!」と学習するため、繰り返すほど吠えることが得意になっていき、習慣として定着していきます。

 

飼い主さんが離れる

犬が吠える

飼い主さんが戻ってくる!etc.

 

この流れを変えないとわんちゃんの行動は変わりません。

 

どうしたらいいワン?

 

ももこ先生の対策方法

 

方法①基本は予防

 

「わんちゃんにして欲しくない行動は、その行動をさせないように予防する」これが基本です。

 

飼い主さんが離れていく姿をきっかけに吠え始めるのであれば、その姿を見せなければいいんです。わんちゃんが安心して入っていられるクレート(バッグやペットカート等)を準備しておきましょう。離れる際にはクレートにわんちゃんを入れて、カバーをかけて外が見えないようにする。飼い主さんが離れたことがわからなければそもそも吠えません。

 

もし、聞き耳を立てているようであれば、フードを中にばらまいたり、フードを詰めたコング等を一緒に入れてあげることで、食べることに夢中になっている間に、そっと離れることができます。

 

クレートの中で大人しく過ごすトレーニング方法はこちらの記事をお読みください。

www.tabiwan.com

  

方法②あきらめるまで待つ

 

「いいことが起きているから吠えるのであれば、いいことが起きないようにする」と考えます。

 

飼い主さんが離れている間にわんちゃんが吠えるなら、飼い主さんは犬を見ない。声をかけない。絶対に戻らない。完全無視してわんちゃんが吠えるのを諦めるまで待ちます。静かになったら戻ってください。もし戻りきる前にまた吠えたら、背を向けてまた離れましょう。これを繰り返します。吠えると飼い主さんは戻ってこないよ!静かにしていると飼い主さんは戻ってくるよ!を徹底的に教えます。

 

ただ、この方法は吠えることが長年続いている子の場合、めちゃ根気がいるのでおすすめしません...。

 

「あれ?最近、吠えるようになったわ」と飼い主さんが気づくくらいの段階、まだ問題行動の日が浅いわんちゃんにおすすめします。

 

方法③根本解決ならトレーニング

 

根本的な解決を目指したいのなら、数ヶ月という時間をかけてしっかりトレーニングして、徐々にわんちゃんの行動を変えていくしかありません。簡単な内容ではないので、ここではさわりだけお伝えしますね。興味のある方は、お近くのドッグトレーナーさんに学んでください。

 

トレーニングでは、わんちゃんに「マテ」を教えます。

1)犬に動かないことを教える

2)飼い主さんが犬から離れても待てるように、一歩ずつ離れる距離を伸ばしていく。

3)いずれは飼い主さんの姿が見えなくなっても(隣の部屋に行っても/ドアから外へ出ても等)待っていられる状態へ導く。

4)家の中でできたら、外で練習する

ざっくり書くとなんだか簡単そうに見えるかもしれませんが結構根気が必要です。さらに「マテ」の前には「オスワリ」を教えないと、その前には「マグネット」を、その前には「アイコンタクト」と....実は「マテ」を教える前にもいくつかステップがあるのでそれなりに時間をかける必要があるんです(^_^;)。

 

まとめ

 

今後、もしご要望が多いようであれば、このブログに基礎トレーニングについて書いていってもいいかもと思っていますが、ひとまず!今回は旅行先ですぐにできる方法として①の予防を行うことをおすすめします♪♪♪  ①をしっかり続けることで今の状態がひどくならないようにキープできます。

 

クレートを用意して、ぜひトライしてね!

 

ちなみに、ごはんを前において「マテ」をさせている飼い主さんも多いかなと思うので、そのことについても、ももこ先生からアドバイス。

 

ドッグトレーナーの視点では、フードを前に置いて我慢させることは「マテ」ではなく「おあずけ」と捉えます。もし今後わんちゃんとトレーニングを行いたいのであれば、

「おあずけ」はやめておく方がいいです。

なぜなら、家庭犬の主流である「褒めるしつけ」はフードやおやつを持った手でわんちゃんを誘導して色んなことを教えます。フードを前にして「おあずけ」するわんちゃんはこの誘導ができなくなり、トレーニングに支障が出てきちゃうからです。

 

なので、ごはんを準備する間は犬に「オスワリ」や「フセ」をさせて待たせ、ごはんを床に置くと同時に「OK!」と合図を出してすぐに食べることを許してあげてね〜★☆